家ができるまで(施工編)
step1
地鎮祭


建築確認申請と並行して、地鎮祭(じちんさい)を執り行います。
神主さんに依頼をし、工事の安全を祈願・土地のお清めを行う儀式です。
建築工事着手の1〜2週間前くらいに行うのが一般的です。

step2
地盤調査


地鎮祭と前後する場合もございますが、着工前に地耐力の調査を行います。
SS(スウェーデンサウンディング)式という方法の調査です。
建物の四隅と中心の、五カ所にドリル状の杭を差し込んでいき、
その回転数等で、土地の強さを判定します。
第三者機関の調査・判定となるため、調査に基づいて行われた
建築工事には、きちんと第三者機関からの地盤保証書が発行されます。
※結果により、地盤改良工事が必要となる場合が有ります。

step3
仮設工事


敷地に、仮囲い・仮設トイレ・仮設の電柱などを搬入します。
3〜4か月を要する建築工事になりますので、安全面や職人さんに配慮し、
快適に施工に取り組める環境を作ります。
お施主様(お客様)の名前が入った「建築確認看板」が付いたら、
準備完了となります!

step4
基礎工事①(砕石・鉄筋)
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基礎工事の手順として、まずは、「根伐り(ねぎり)」という工程があります。
これは、基礎を作るために地盤を掘削する作業のことです。
掘削した部分に砕石を敷きこみ、強度が見込める地盤面にします。
その後型枠を設置し、その中に、鉄筋を既定の間隔で施工していきます。
今回の写真で写っているのが、「耐圧盤」の部分。
いわゆる、ベタ基礎の「ベタ」部分です。
パパまるハウスは、全棟、安心のベタ基礎仕様が標準です。
見えなくなってしまう部分ですが、建物の耐久性は、まずは基礎で決まってきます。
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step5
基礎工事②(生コン打設)

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天候の状況を見ながら、基礎のベース(ベタ部分)と
立ち上がり部分のコンクリ打設を行います。
基礎から出ている金物を「ホールダウン金物」「アンカーボルト」と言います。
主に基礎と土台、基礎と柱を結合するための物です。
こういった金物が、木造の建物の強度を向上させています。
基礎立ち上がりの巾も、パパまるハウスは標準で150mmを採用しております。

step6
建て方〜建物上棟

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基礎完成後、一定の養生期間を設け、木工事着手となります。
大工さんが、およそ2日くらいかけて、家の骨組みを組み上げます。
パパまるハウスは、規格住宅ならではのバランスの良い筋交いの配置を行った、
「木造在来工法」で施工を行います。
耐震性向上の為、木材のほぞ加工による欠損を防ぐ「ハイブリット金物工法」
を採用しております。その他にも、従来の在来工法の弱点をカバーする為、
多数の金物を使用し、耐震性UPに努めております。
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step7
防水下地施工・サッシ取付け
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建物が上棟したら、雨に降られても心配が無いように、
屋根には防水のルーフィング、外壁面には防水シート、そして
サッシの取り付けを行っていきます。
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step8
断熱材施工
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サッシ取付後、断熱材の施工を行います。
パパまるハウスの断熱材は、グラスウールなどの繊維系ではなく、
現場で発泡させた硬質ウレタンフォームを吹き付けて施工する
「アクアフォーム」を、全棟標準で採用しております。
水で発泡させる断熱材ですので、人体への悪影響もなく、
繊維系の断熱材に比べ、細かい隙間が出にくい工法です。

step9
屋根・外壁・設備工事



屋根・外壁の施工を行い、外部工事は仕上げに入ります。
その間、室内では、大工さんが壁や天井を組み始めていきます。
木工事の進捗を見ながら、ユニットバスをはじめ設備機器が搬入されます。

step10
内部仕上げ工事


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大工さんが、床の仕上げ工事を行います。
集成材のフローリングを貼り、階段を設置。
順次、壁と天井も石膏ボードを貼って、仕上げに入ります。
その後、壁紙を貼って、残りの設備機器を取り付けます。
外部では足場が外されます。
goal
完成 引渡し
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インテリア工事後、クリーニングを行い、お引渡しとなります。
お引渡しの日は、現地で鍵のお渡し・設備機器の取り扱い説明を行います。

